0歳児を保育園に預けることに、「こんなに小さな子どもを預けて大丈夫?」と悩むママ・パパは多いもの。
ですが、保育園選びを丁寧に行えば、安心して預けられる環境を整えれます。
私も子どもを0歳児で保育園を利用するか、悩んで迷いましたが、いまは利用してよかったと思っています。
この記事では、0歳児を初めて保育園に預ける方に向けて、失敗しない園選びのポイントをわかりやすく紹介します。
0歳児の保育園選び方でママ・パパのよくある悩み

仕事復帰の時期は決まっているのに、「0歳のわが子を本当に預けて大丈夫?」と不安になるママやパパは少なくありません。
子どもが小さい時期は、あっという間に過ぎてしまうもの。大切な時間を一緒に過ごしたい気持ちと、仕事の両立を考えなければならないので、悩む方も多いです。
さらに、
- 0歳から預けることへの罪悪感
- 認可と無認可の違いがわからない
- 入園倍率や保活スケジュールへの不安
といった悩みが重なり、なにから手をつければいいか、わからなくなってしまうこともあります。
ここでは、0歳児を初めて保育園に預けるママやパパが抱えやすい代表的な悩みと、その向き合い方についてご紹介します。

0歳児から保育園に預けて大丈夫かな…
0歳から預けることへの罪悪感
「まだ小さいのに保育園に預けてしまっていいのかな…」
「母親失格かもしれない」
初めて0歳児を保育園に預けるとき、多くのママ・パパがこうした罪悪感を抱きます。
生まれて間もない小さな子どもと過ごす時間は本当に貴重なもの。
だからこそ、「もっと一緒にいたい」という気持ちと、仕事復帰という現実の間で心が揺れるのは自然なことです。
でも、保育園は子どもにとっても成長の場。
家庭では経験できない遊びや、同年代の友だちとの関わりを通して、ぐ~んと世界が広がります。
罪悪感を抱くことは、それだけ子どもを大切に思っている証拠です。
まずは、その気持ちを認めつつ、「安心して預けられる園を探そう」という一歩を踏み出してみましょう。



子どもと離れるのは寂しい
認可と無認可の違い
保育園を探し始めると、まず最初にぶつかる壁が「認可」と「無認可(認可外)」の違いです。
- 認可保育園とは
-
国や自治体が定めた基準(施設・人員配置など)を満たして運営されており、利用料金も自治体の基準に沿って比較的安く設定されています。
- 無認可保育園(認可外)とは
-
基準や料金が園ごとに異なり、柔軟さはあるものの、公的補助が限られる場合があります。
両者の詳しい違いやメリット・デメリットについては、こちらの記事でまとめています。





保育園によって、特色があるので違いを知るのは大切です。
0歳児の保育園選びチェックポイント


保育園選びは、親子にとって大切な新生活のスタートです。
「なんとなく良さそう」という感覚だけで決めてしまうと、後々「思っていたのと違った…」と後悔することも。
親の希望や子どもの性格に合うかどうか、見学のときにチェックしましょう。
ここでは、0歳児を安心して預けられる園を選ぶために、重視したい5つのポイントを紹介します。
保育園選びの5つのポイント
- 通いやすさ(立地・送迎の負担)
- 保育時間と延長保育の有無
- 保育方針・教育内容
- 衛生管理と安全対策
- 費用と定員(認可か無認可か)
これから説明するので、少しずつ不安を解消していきましょうね。



不安が解消されたら、安心して利用ができますよ!
通いやすさ(立地・送迎の負担)
朝は子どもを抱っこして荷物を持ち、急いで出勤。
夕方は仕事を終えて、急いで保育園へお迎えに…。
これが毎日続くと考えると、通園時間や送迎手段は重要なポイントになります。
特に0歳児は荷物が多く、体調を崩して急なお迎えが必要になることも少なくありません。
自宅から遠い園を選んでしまうと、送迎の時間が負担になり、日々のストレスが増えてしまうことに。
なので、無理なく通える園かどうかは、生活に大きく影響します。
- 自宅と職場、どちらを優先するか決めてから候補を絞る
- 徒歩圏内が理想。※車の場合は、駐車場や送迎のルールも確認
- 緊急時に祖父母など他の人が送迎できる距離か考慮する
まずは地図を広げて、送迎ルートを具体的にイメージしてみましょう。



私は徒歩で通える園に、子ども達を預けています。
保育時間と延長保育の有無


朝はバタバタと家を出て、夕方は仕事を終えて急いでお迎え。
電車が遅れたり、残業が入ったりすると「閉園時間に間に合わない!」と焦ることもありますよね。
そんなときに、保育時間や延長保育の有無がどれだけ大切かを実感します。
多くの保育園は、標準時間が7時~18時前後ですが、通勤時間を含めると意外とギリギリになりがちです。
特に0歳児は、突然の発熱で急なお迎えが必要になることも多いため、時間に余裕が持てるかどうかが大切です。
延長保育がある園なら、もしものときに頼れて安心ですよ。
- 開園・閉園時間の確認(標準は7時~18時前後)
- 延長保育の開始時間と料金(18時以降は追加料金が発生するケースが多い)
- 早朝・夜間・土曜保育の有無(シフト勤務や出張がある方におすすめ)
- 0歳児が延長保育を利用できる時間帯の制限はあるか
家族の働き方やライフスタイルを踏まえて、時間に余裕のある園を選ぶことが大切になりますよ。



延長保育があると、時間に追われずに行動ができるので安心です。
保育方針・教育内容
保育園ごとに、子どもへの接し方や教育の考え方は様々です。
のびのび自由に過ごす園もあれば、早期教育重視の園もあります。
家庭の考えに合わない園を選ぶと、子どもだけでなく保護者にとってストレスになることがあります。
だからこそ、園の保育方針をしっかり確認してくださいね。
- 園の方針(のびのび系、教育重視系など)をパンフレットや見学で確認
- 食事・おむつのルール(離乳食の対応、布おむつ指定、持ち帰りの有無)
- 行事や保護者参加の頻度(働き方に合うか確認)
見学のときは、先生たちの子どもへの声掛けや関わり方にも注目してみましょう。
パンフレットではわからない園の雰囲気を肌で感じ取れます。



初めて子どもが集団生活する場所という視点で、園選びするのもおすすめです。
衛生管理と安全対策


0歳児は免疫力が低く、風邪や感染症にかかりやすい時期です。
また、ハイハイやつかまり立ちが始まり、誤飲や転倒といった事故にも注意が必要になります。
だからこそ、衛生管理と安全対策は保育園選びで絶対に外せないポイントです。
- 保育室・おもちゃ・寝具が清潔かどうか
- 消毒・換気の頻度
- 嘔吐など、急な体調不良への対応
- 施錠やお迎えカードなどの入室管理
- 誤飲防止や角ガードなどの安全設備
- 避難訓練や緊急時対応の体制
見学の際は、実際にどのように運営しているかを質問して確認しましょう。



先生とコミュニケーションを取ることで、子どもの変化に早く気づきやすくなりますよ。
費用と定員(認可か無認可か)
保育園選びで見落としがちなポイントが費用と定員です。
家計への影響が大きいだけでなく、0歳児クラスは枠が少ないため、早めに確認しないと希望の園に入れないこともあります。
費用について表にまとめました。
項目 | 認可保育園 | 無認可保育園(認可外) |
保育料の決まり方 | 自治体が所得に応じて決定(比較的安い) | 園が自由に設定(高額になる場合も) |
補助金制度 | 自治体の補助あり | 自治体によって助成金あり |
支払い先 | 自治体へ直接支払い | 園へ直接支払い |
このように、認可保育園では自治体の補助金制度がありますが、無認可だとない場合があるので、保育料が高額になることもあるので注意しましょう。
定員や倍率について、下記の内容をチェックしましょう。
- 自治体のHPで前年の倍率や空き状況を確認
- 兄弟枠や優先枠があるか
- 無認可は空きがあれば途中入園できるケースも多い
見学のときは、保育料の詳細や補助制度、空き状況を直接質問してみましょう。
費用と定員をしっかり把握しておくことで、後悔しない保育園選びに繋がります。



保育園の入園前に、お試し保育を実施している園もありますよ!
私の保活体験談|三女0歳児の保育園デビューまで


私は4人の子どもの母です。
まだ、みんな小さいので、4人とも保育園に通っています。
そして、今年の6月1日。
三女がついに保育園デビューしました。
実はこれが、私にとって初めての0歳児保育園デビュー。
それまで上の子達は、ある程度大きくなってから保育園に預けていたので、今回は不安な気持ちでいっぱいでした。



可愛いわが子と離れたくないよ。
心の葛藤
三女を保育園に預けることには、大きな葛藤がありました。
もっと、たくさん抱っこして、肌を寄せ合って過ごしたい…。
でも、現実は仕事に復帰しなければならない。
この「そばにいたい気持ち」と「働かなきゃいけない現実」の間で、心が揺れて動いていました。
役所の担当者からは、「生後6か月になったら保育園に入れて、求職活動を始めてくださいね」とアドバイスを受けました。
けれど、私にはどうしても、その一歩を踏み出す勇気がありませんでした。
小さなわが子を手放すなんて…と、入園のタイミングを先延ばしにしていたのです。



入園のタイミングどうしよう…
少しずつ生まれた心の余裕


そんな私に少し変化があったのは、今年の5月のこと。
上の3人が進級して1カ月が経ち、生活リズムが落ち着いてきたころ、私の心にもほんの少し余裕が生まれました。
その頃には、在宅ワークを始めてみたことで、子育てと両立できる働き方の可能性を実感しました。
家事・育児を優先しながらでも、少しずつ自分のチカラで収入を得られる。
それが自信にも繋がっていきました。
「もっと時間があれば、収入を増やせるかもしれない」
「新しいことにも挑戦ができるかもしれない」
そう思うようになり、次第に自分の人生について深く考えるようになりました。



保育園に預けて、自分の時間を作るのも悪くないかも。
子どものためじゃなく”自分のために”
三女は7月の誕生日で1歳になります。
「このタイミングなら…」と、自分の中でようやく決心がつきました。
私は、子ども達のために働くというよりも、「社会と繋がりたい」「自分自身の人生を充実させたい」という気持ちを大切にしたいと思うようになったのです。
その結果、在宅での仕事を本格的に始めることを決意しました。



自宅でのチャレンジを楽しみながら続けていこう!
これからの一歩
もちろん、わが子は今でも愛おしい存在です。
だからこそ、子育てと仕事のバランスを大切にしながら、無理なく自分のペースで進んでいきたいと思います。
三女の保育園デビューは、私にとっても新たなスタートでした。
これからも少しずつ、母として、そしてひとりの女性として、自分らしい生き方を築いていきたいです。
私の場合は、三女を0歳で預けることを決断しましたが、これはあくまで私のケースです。
家庭の状況やママ・パパの気持ちによって、最適なタイミングはそれぞれ違います。
だからこそ、焦らずじっくり考えてみてくださいね。



悩んだり、立ち止まったりしても大丈夫だよ!
まとめ


0歳児を保育園に預けることは、ママ・パパにとって大きな決断です。
初めての保活では、不安や迷い、そして少しの罪悪感を感じるのも自然なこと。
でも、保育園は子どもにとっても成長のチャンスが広がる場所です。
家庭に合った園を見つけることができれば、親子にとって新しい世界の一歩となります。
まずは、自分と子どもが安心できる園を探すことから始めてみましょう。
そして、完璧を目指すのではなく、「わが家にとってベストな選択」を大切にしてくださいね。
あなたの保活が、少しでも心穏やかで前向きな時間になりますように。



行動することによって、新しい発見があるので保活を楽しみましょうね。
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