「子どもにどんなしつけをすればいいの?」「厳しくし過ぎても、優し過ぎても不安…」と悩んでいませんか。
特に5歳までの時期は心と身体の成長が著しく、将来の習慣や性格を大きく左右すると言われています。
この記事では、5歳までに実践しておきたいしつけの具体的な4つのポイントを取り上げ、それぞれの理由や実践のコツをわかりやすく解説します。
基本的な生活習慣を整える

長女が3歳の頃、挨拶をなかなかしない時期がありました。
何度も「おはよう」と促しても恥ずかしがって声が出ません。そこで毎朝、家族全員で大げさに挨拶する”おはようタイム”を作ったところ、少しずつ自分から言えるようになったんです。
5歳までの子どもにとって、日々の生活習慣を整えることは、将来の心身の健康を支える土台となります。
例えば、挨拶や食事のマナー、規則正しい生活など、一見小さなことのようでいて社会生活を送るうえで欠かせない力となります。押し付けではなく、自然に繰り返すことで、子どもは安心して身につけていきます。
ルールと一貫性を持って接する

長男が4歳の頃、片付けを全くしてくれず、毎晩「早く片付けて!」とイライラしていました。
ある日、「タイマーで3分勝負!」という片付けゲームにしたら、妹たちと一緒に笑いながら、あっという間に終わらせたんです。
「言うことを聞いてくれない」「同じことを何度言っても直らない」といった悩みは、多くの親が抱えるものです。叱るだけでなく、子どもの行動の裏にある気持ちを理解すること、一貫性を持った対応を続けることが解決の近道です。
成長段階に合わせた関わり方をする

次女が2歳の頃、ルールを守るどころか「やだー!」の一点張りでした。
そこで、できたときだけシールを貼る「できたねカレンダー」を導入しました。3歳になる頃には、「シールが欲しいから頑張る!」と言えるようになりました。
子どもは年齢によって理解力や我慢の度合いが変わります。2~3歳は挑戦を認め、4~5歳はルールの意味を伝えるなど、段階に応じた関わりが効果的です。
厳しさと優しさのバランスを取る

私自身、4人の育児をしていたら忙しいときに、つい感情的に叱ってしまうことがありました。
叱ってしまったあと、時間が経つに伴い後悔と罪悪感が芽生えるのが、とても嫌でした。
そこで、「叱る前に深呼吸する」と決めたら、落ち着いて話せるようになり、子どもも素直に耳を傾けてくれるようになったんです。
しつけは厳しさだけでも、優しさだけでも成り立ちません。行動にはルールを示し、存在そのものは受け入れる。このバランスが、子どもの安心感と自立心の両方を育てます。
まとめ:5歳までに実践したい4つのしつけポイント

子育てのしつけは、完璧な親になることではなく、子どもと一緒に少しずつ成長していくことです。できない日があっても構いません。
大切なのは、諦めずに寄り添い続ける気持ちです。あなたの笑顔や声掛けが、子どもの心に安心と自信を与えます。
今回、ご紹介した4つのポイントは、日常の中で無理なく取り入れられるものばかりです。
- 基本的な生活習慣を整える
- ルールと一貫性を持って接する
- 成長段階に合わせた関わり方をする
- 厳しさと優しさのバランスを取る
今日からできる小さな一歩が、きっと未来の大きな成長に繋がります。
焦らず、楽しみながら取り入れてみてくださいね。
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